ポイント制退職金の基本は、
(等級ポイント累計+勤続ポイント累計)×ポイント単価×(退職事由別支給係数)
である。
すなわち、等級別と勤続年数別に、1年当たりの付与値(ポイント)を決めておき、退職時の各累計(獲得)ポイントに単価(1ポイント当たりの金額)を乗じたのが、支給すべき退職金額である。
退職金の水準改定を行うときは、原則として、この単価で調整する。
等級ポイントは、等級ごとに設定された等級ポイント(上級資格ほど高いポイント)を、各資格の在級年数に応じて累積させていく仕組みであるため、昇格スピードの速かった者がより多くの等級ポイントを獲得することになる。
勤続ボイントは等級には関係なく、勤続年数に対応して付与するもので、働き盛りを過ぎたら付与ポイントを減じ、一定年数を超えると新たな付与は行わない例が多い。
等級ボイントと勤続ポイントだけては不十分、という場合には、次のような方法を追加することが可能である。
(1)ポイントを付加する(ライン職への配慮)
(2)退職時資格による退職時一時ボイントを付加する(中途採用酋への配慮)
(3)毎年度の人事考課を反映させる(付与するポイント数を違える)
(4)ポイントのみの制度とする(徹底した員献度反映型)
この構築にあたっての、1つの前提条件は「等級制度が確立」されていることであるが、等級制度を採り入れがたい場合には、基本給の水準などによっていくつかの階層分けを行う方法がある。
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